ango.day 暗号資産のお金まわり実務ガイド

日本の暗号資産の口座数は?利用者数・取引高の推移データ【2025年最新】

暗号資産データ |
シェア
日本の暗号資産の口座数は?利用者数・取引高の推移データ【2025年最新】

日本の暗号資産口座数は、2025年10月末時点で約1,347万口座です。稼働口座は約829万。2024年5月に1,000万口座を突破し、そこからわずか1年半でさらに350万口座増えています。

この記事では、金融庁とJVCEA(日本暗号資産取引業協会)の公式データをもとに、口座数・取引高・登録業者数の推移を整理しました。


日本の暗号資産口座数はどのくらいか?

延べ約1,347万口座、うち稼働口座は約829万口座です。(2025年10月末時点)

時点口座数備考
2024年5月1,000万突破メルカリ参入等で急拡大
2024年10月約1,122万前年同月比+33.6%
2025年1月約1,213万
2025年10月末約1,347万稼働口座 約829万(稼働率約60%)

口座を持っている人のうち、実際に取引しているのは約60%。残り40%は口座を開設したまま放置しているということになります。

また、預入額10万円未満の口座が稼働口座全体の83.3%を占めています。少額で始めている人が大半です。

出典:JVCEA 統計情報 / 金融庁 暗号資産制度WG資料


口座数の年次推移(2018年〜2025年)

2024年を境に急拡大しています。

口座数(概算)主な出来事
2018年度末約209万コインチェック事件(1月)、規制強化
2019年度末約243万名称「暗号資産」へ変更
2020年度末約215万改正資金決済法施行
2021年度末約241万BTC最高値更新
2022年度末約283万FTX破綻、暗号資産冬の時代
2023年約800万台緩やかな回復
2024年5月1,000万突破米国でBTC ETF承認、メルカリ参入
2025年10月末約1,347万BTC 12万ドル突破、制度改革進行中

2022年度末の約283万から、わずか2年で1,000万を超えた背景には、メルカリのビットコイン取引機能の導入が大きく影響しています。「投資」という意識なく暗号資産に触れる層が一気に増えました。

出典:JVCEA 各年度の年間報告 / 日本経済新聞 - 仮想通貨の口座数「1300万」


取引高の推移はどうなっているか?

2024年度は約20.6兆円で、前年のほぼ倍増です。

年度年間取引高(現物+証拠金)前年比
2021年度約69兆円(推定)
2022年度約10兆159億円大幅縮小
2023年度約11兆3,494億円+13%
2024年度約20兆6,217億円+82%

2021年度の約69兆円はバブル期の数字で、その大半が証拠金(レバレッジ)取引でした。2022年度に大幅縮小した後、2024年度でようやく本格的な回復を見せています。

2025年7月には単月で2兆329億円を記録し、ビットコインの現物保有金額が3兆円を突破(JVCEA統計開始以来初)しています。

出典:JVCEA 暗号資産取引についての年間報告2024年度版 / CoinDesk Japan


登録取引所は何社あるか?

2026年2月時点で28社が金融庁に登録されています。

時期登録業者数
2017年9月約17社(登録制度スタート)
2023年8月末29社(ピーク)
2026年2月28日28社

一部の業者が廃業・統合した結果、ピーク時の29社から微減しています。

2025年12月には金融審議会のワーキンググループが報告書を公表し、暗号資産の規制を資金決済法から金融商品取引法へ移行する方針が決定しました。2026年の法改正に向けて、取引所の規制環境は大きく変わる見通しです。

出典:金融庁 暗号資産交換業者登録一覧


利用者の預託金残高はどのくらいか?

2025年10月末時点で5兆円を超えています。

暗号資産シェア
ビットコイン(BTC)59%
リップル(XRP)15%
イーサリアム(ETH)13%
その他13%

ビットコインが圧倒的なシェアを持ち、リップルが2位に入っているのは日本市場の特徴です。


世界と比べると日本はどの位置か?

日本のランキングは世界19位。保有率は世界平均を下回っていますが、成長率はアジア太平洋トップです。

Chainalysis 2025 Global Crypto Adoption Index

順位特徴
1位インド草の根普及率トップ
2位アメリカ取引量トップ
19位日本アジア太平洋で成長率トップ(+120%)

日本の暗号資産保有率

調査機関日本の保有率
Triple-A約2.3%
Finder約5.8%(約620万人)
国内調査約4%
世界平均約9.9%

保有率では世界平均(約9.9%)を下回っていますが、日本のオンチェーン受取額は前年比+120%成長しており、インドネシア(+103%)、韓国(+100%)、インド(+99%)を上回るアジア太平洋地域で最大の伸び率です。

2026年の税制改正(分離課税の導入)が、保有率のさらなる拡大を後押しすると見られています。

出典:Chainalysis 2025 Global Crypto Adoption Index / Chainalysis - APAC Crypto Adoption


まとめ

指標最新データ
口座数約1,347万口座(2025年10月末)
稼働口座約829万口座(稼働率60%)
年間取引高約20.6兆円(2024年度)
預託金残高5兆円超(BTC 59%)
登録業者数28社(2026年2月)
世界ランキング19位(Chainalysis 2025)

暗号資産の税制改正に関しては暗号資産の分離課税はいつから?改正スケジュールまとめで詳しく解説しています。


この記事で引用したデータの出典:

エム

暗号資産投資の実体験をベースに、確定申告・税金・損益計算の実務を解説しています。

シェア